ふわっと風が吹いて、葛城さんに抱き締められた。

「ちょっ‥」


「オレ、まじだから。桜庭よりアキちゃんのこと幸せにするよ」





そして、そっと唇が重なった。







まるで‥時間が止まったように






優しいキスだった。