「じゃあ、８時に駅前のお店でね！」
このあとの授業はユカと教室が違うため、夜の約束だけして別れた。
席を適当にとり、前で喋っている先生の話をぼーっと聞く。
ふと思い出し、手帳に挟まっている一枚の紙を開くと、そこには筆記体で書かれた英文がある。
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┃ DEAR：AKI ┃
┃ ┃
┃ I love you. ┃
┃ ┃
┃ See you again！ ┃
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あたしとフユを繋いでいるんだ。
この紙切れ、が。
フユは忘れてるかもしれない。
いや‥忘れてると思う。
この手紙の存在を。
