入口のほうを見てみると高崎先輩と
大澤先輩の2人がきていた。
高崎先輩は相変わらず俺に
近づくなっと言わんばかりの
オーラがすごいただよってきていた。
「おーい。俺らのこと無視すんなって〜
えっ何?君らももしかして
高崎先輩たち狙いできたの?
やめといたほうがいいよー。
高崎先輩は特定の彼女をつくらない
らしいし大澤先輩は彼女いるし」
いやいや先輩狙いできたわけではないし
そもそも大澤先輩の彼女は麻美だし。
「ごめんね〜俺の可愛い彼女に
ナンパするなんてしないでくれる?」
大澤先輩が私たちに
気がついて近づいてきた。
「え?あっすいませんでした。
俺大澤先輩の彼女だと知らずについ…」
「いいから。もうすぐ入学式始まるから
はやく席ついたら?」
「はいっ!」
その男たちはその場を素早く離れていった。
