運命の恋~先生を抱きしめたい~

週末の大会で

俺はここで決めたら

このタイミングで絶対に
プロポーズするって決めていた。


真理子と一緒に走る
この瞬間を
一緒に共有できればきっと
真理子の心も溶けてくれると
確信していた。



その夜は
オシャレなお店で有名な

フレンチレストランを予約した。



試合が終わって
優勝したら プロポーズ


ダメだったら ただのディナー



そして俺のスズメの涙の結晶


婚約指輪を用意した。


これで週末の用意は万全だ


そう思っていた。