運命の恋~先生を抱きしめたい~

霊園の入り口を入ると
すれ違う人が


「ま~~立派なお花ね!!!」と
琉仁が作った花束を褒めた。


真理子さんのお墓につくと
錬がすぐにお墓の周りの
草をむしった。



私はタオルで真理子さんの
墓石をキレイにふいた。


「お花飾っていいかしら?」




「おう!!俺がやるよ・・・」




お墓はみるみるうちに
華やかになった。



「真理子、久しぶりだな~~
この間は……また泣いてたけど
今日は俺 元気だろう?
紅と結婚することになったよ。
なんだか最近思うんだ……
俺と紅を結びつけてくれているのは
真理子なんじゃないかって……」



錬の言葉に私は驚いた。


「真理子を挟んで
俺と紅は近づいてきたような
気がするんだ・・・・・・」


錬は私に缶ジュースを渡した。
自分は缶コーヒー


そして真理子さんにも缶ジュース・・・・