運命の恋~先生を抱きしめたい~

紅と歩いた公園・・・・



ふと気がついて
車を走らせた・・・・

「もしかしたら・・・
あそこに・・・・・」



もし俺らが運命の恋だったとしたら
絶対会える・・・・


あの公園で・・・・


俺は車を降りて
階段を駆け上がった・・・・


目の前に広がる美しい夜景


紅を何度と抱きしめただろう



「紅~~~!!!紅~~~!!」


カップルが驚いて振り返る

俺は構わず呼び続ける


「紅~~紅~~~」


犬や猫だと思ってるに違いない


俺の愛する女だ・・・・
走って 走って 呼び続ける
愛しい名前を・・・・・・・



むなしく声だけが響いているだけ・・・