運命の恋~先生を抱きしめたい~

「俺…付き合ってる女が妊娠して
結婚することになって……
だけど俺まだそんなつもり全然なくて
遊びたくて逃げたくて
そんな時紅に再会したんだ。
紅とは別れたくて別れたんじゃない
心残りのまま別れた……

あんただよ…あの事故の日から
紅の心を奪って行ったの・・・・
俺との距離は広がって行って
寂しかったんだ……
だからついつい他の女と
遊んでいたけど
紅はホッとしたように俺から去って行った。
追いかけようか
迷ったけど・・・おえなかった……
あんたを想ってたんだ……

紅は変わってしまった……
学校に紅を迎えに行って
あんたに会って・・・
紅が変わってしまった原因が
あんただってことだやっと
わかったんだ・・・・・」




琉仁の唇が切れて出血していた。



「だから急に紅が憎らしくなった。
おまえのせいで・・・
俺はこんな生き方してんだって……
それで女に言ったんだ・・・」