運命の恋~先生を抱きしめたい~

夕方迎えにきた錬は
急いで来たのがすぐわかるほどの
汗だった・・・・。



「先生、大変なんだから
紅を先生のとこにお貸しします?
一度紅と紅の兄のところに
遊びに行く約束をしてるから
それまで…紅も先生と一緒にいたいって
言うから…
私も仕事いろいろあるから
助かるんですけど?」



「いいんですか?」

母がうなづくと
錬は私を振り返った



「いいのか?」



「うん!!」



「やった~!!」
錬の大きな声に母が


「失礼ですが先生ってうちの
秀くんと同じ年なんですよね?」



「あ…すみません……」
先生が頭をかいて
汗をふいた。



「可愛い~~」
母と一緒に錬をからかった。



 ほんと可愛い・・・・・


大好きだよ・・・錬・・・・