運命の恋~先生を抱きしめたい~

あれから何日学校を休んだだろう


何日食事をとってない?

このまま干からびて死んだら
先生はきっと
悲しむだろうな・・・・・


また先生を死という
魔に縛りつけてしまうから


その日の午後電話が鳴った。




うつろに出たら

先生だった・・・・・・。



懐かしい声に胸がときめいた。
一週間もたってないのに
こんなに久しぶりに感じてしまう


わざとに明るい
らしくない声で私に語りかける



先生には知られたくない



心配する先生に嘘をついた。
母がいること
そしてもう大丈夫だって・・・・
明るい声を精一杯出した・・・・・





きっと真実を知ったら
先生はまた憎しみに燃えてしまうだろう


私の気持ちは決まっていた。




  もう先生に会わない