「紅ちゃん……
錬くんのこと心配してるんだね。
もう真理子のことは
いいのよ……
錬くんは生きてるんだもの。
真理子だってそう思ってるわ。」
いつもと同じ過ごし方のできない
命日だった。
真理子の母が
紅のカードを俺に渡した。
「そうだよ、錬くん。
真理子は幸せだった
俺達は君のおかげでそう思えるんだ。
そろそろ卒業しよう……
君も少しづつ
変わり始めていいんだよ。」
「おとうさん・・・・」
俺はその言葉に肩の力がふっと
軽くなった。
「もう充分愛してもらった。
これからは錬くんが誰かに愛してもらったり
他の人を愛していいんだよ。
ありがとう・・・
君の貴重な時間を真理子のために
生きてくれて……」
俺は男なのに・・・・
不覚にも泣いてしまった。
大声で・・・・・
「すみません……
すみません……
ごめんな…真理子……」
何がごめんなさいなのか
俺の心の中が・・・・・・
やっとわかったんだ・・・・・。
紅を愛してるって・・・・・。
錬くんのこと心配してるんだね。
もう真理子のことは
いいのよ……
錬くんは生きてるんだもの。
真理子だってそう思ってるわ。」
いつもと同じ過ごし方のできない
命日だった。
真理子の母が
紅のカードを俺に渡した。
「そうだよ、錬くん。
真理子は幸せだった
俺達は君のおかげでそう思えるんだ。
そろそろ卒業しよう……
君も少しづつ
変わり始めていいんだよ。」
「おとうさん・・・・」
俺はその言葉に肩の力がふっと
軽くなった。
「もう充分愛してもらった。
これからは錬くんが誰かに愛してもらったり
他の人を愛していいんだよ。
ありがとう・・・
君の貴重な時間を真理子のために
生きてくれて……」
俺は男なのに・・・・
不覚にも泣いてしまった。
大声で・・・・・
「すみません……
すみません……
ごめんな…真理子……」
何がごめんなさいなのか
俺の心の中が・・・・・・
やっとわかったんだ・・・・・。
紅を愛してるって・・・・・。


