運命の恋~先生を抱きしめたい~

「今日は来てるだろう」


俺は紅と話てから2日後
そう思いながら職員室に入って行った。



「佐藤先生」


教頭が俺の名を呼ぶと
手招きをして
校長室に呼んだ。



「おはようございます・・・?」


校長室には校長と


それからこっちを振り返る月城先生がいた。



「あ・・・先生?」



胸さわぎが一瞬にして
押し寄せてきた。




「おひさしぶりです・・・」

月城先生はやつれた顔で
俺に頭をさげた。



「どうかしたんですか?」

恐る恐る尋ねた。