運命の恋~先生を抱きしめたい~

試合を終えた先生が戻ってきた。


「遅くなるぞ?
大丈夫なのか?」



あまりに真剣にみてしまって
時がすぎていくのを
忘れてしまっていた。


「はい…どうせ一人だし…」



「担任としてさ・・・・
あまり遅い時間、歩くのは
心配だから……
送って行くから待ってなさい。」




私は飛びあがった。


「ほんと?」



「シャワー浴びてくるから
ちょっと待ってなさい。」



先生は私に
「これで、なんでもいいから
コーヒー買っておいて
月城も好きなの買いなさい」


そう言って500円を持たせた。