運命の恋~先生を抱きしめたい~

「もうすぐパパになるんだよ。
自分の子供じゃん・・・・」



「やだよ・・・
ガキなんていらねー・・・
俺の人生どこから狂ったんだ?
おまえが俺から距離置かなかったら
あんな嫉妬深い女と
遊ぶこともなかった。
俺はおまえがまだ好きだってわかったんだ。」



琉仁の言葉には
なんの本気も見えなかった。


ただ
今の自分の置かれてるこの生活が
投げ出したいくらい嫌気がさしてること

奥さんになった彼女を
愛してないこと


それを私のせいにしている。



「あんたの言葉に本気なんて
感じない。
愛してるとか好きとか・・・・
そんな簡単なことじゃない・・・・
もっともっと深いものだよ。
そんなの本当の愛じゃない・・・」




また琉仁の携帯が鳴った。


「あ~~うぜ・・・・」

琉仁は路地を出て行った。