運命の恋~先生を抱きしめたい~

「おまえが俺から距離を置いたから…
さびしかったんだ。
流しに行くのだっておまえが来ないから
他の女たち誘って
行くしかなかったし……
俺がもてんのおまえ知らないのか?
向こうからいいよられれば
男って簡単におちるんだよ。」



 落ちない人を知ってるよ



そうしてまたキスをした。



「や…やめてって……」



「明日も迎えに行く……」



「困るって。
今日だってたっぷり叱られて……
バイクの音恥ずかしいんだよ。」



琉仁の目が光った。


「バイク命の俺らをバカにするのか?」



「だから…琉仁……
もうあの頃じゃない……
琉仁と別れて私も変わったんだよ。」



琉仁は私の耳をかんだ。


「ここは変わってない……」


琉仁は私の弱点を知っていた。

「きっとここもだ……」

胸の先を指で弾いた。