運命の恋~先生を抱きしめたい~

「大丈夫か?
ご両親は?警察に連絡したのか?」


私は首をブンブンと
降るしかできない。


「ちがう・・・
これは・・・ちがうの・・・」


涙がボトボト床に落ちた。



私はそのまま先生に抱きついて泣いた。



「月城・・・・」
先生は今回は拒否しないで
私の背中を優しく撫ぜてくれた。



「先生・・・先生・・・・」
嗚咽と泣き声が
玄関に響き渡った。




「いいよ・・・・
俺の胸なら貸すよ・・・・。」




「先生・・・好き・・・・
大好き・…愛してる・・・・」




「ちょっと待って・・・・。
それは困るから」

また私を離そうとしたけど


「やだ・・・離れないもん」
私は強くしがみつく。



「困った奴だな。
今だけだからな」
そう言うと笑ってくれた。



「せんせ~うわ~ん~」
子供のように泣いた。


そして何度も好きってつぶやいた。