運命の恋~先生を抱きしめたい~

「錬くんのことわかってほしいわ。」



そう言っておばさまが
立ちあがって

「紅ちゃん来て」と言った。



ニ階にあがって行くと


ドアを開けて入って行くと
キレイに片づけられた
真理子の部屋だった。



写真がたくさん飾られていた。



「先生だ~」

私は思わずそう言ってしまうほどの
先生の写真で溢れていた。



「写真館みたいでしょ?
真理子の宝物なのよ。」



私は吸い寄せられるように
写真の数々を見て回った。