「大きくなったね~
君がまだ小さい頃に何度か
遊びに来てくれたんだよ。」



「落合のおくさんにはお世話に
なったんだよな。」



「とにかくあがってください。」




私はドキドキしながら

「おじゃまします」


父の後をついてリビングに入って行く。



「真理子、先生が来てくれたわよ。」



その部屋には
たくさんの美しい花が飾られ
可愛いぬいぐるみが笑っていた。



その中に
満面の笑みで微笑む


落合 真理子 さんがいた。