運命の恋~先生を抱きしめたい~

琉仁と話さないといけない


私はチャリに乗って
琉仁の家に行った。


携帯には着信がたくさん来ていたけど


今は途絶えている。



部屋の電気はついている。


携帯に電話した。




「・・・もしもし・・・」
不機嫌そうな琉仁



「紅だけど・・・今いい?」



「今?ちょっと忙しい。」



「そっち行ってもいい?」



「家?いや・・・無理今いないし・・・・」


 ん?電気ついてるし


「どこにいるの?」



「達也の家・・・・・」



「今、私琉仁の家の前・・・・・・」



琉仁はしばらくだまって



「待ってろ」

そう言った。