運命の恋~先生を抱きしめたい~

自分が今までの自分じゃない。



こんなふうに
自分のバランスがつかめないのは
初めての経験だった。


彼はあの時
あの中に私がいたことを
知るよしもない・・・・・・。



だけど冷たい目は
私の罪まで見透かしているようで
悲しくなった。



琉仁のことを好きだと
思っていたけど


それとは全然違っていた。



「嫌われたくない・・・・・。」



でも・・・・・
スタートでかなり嫌われてしまった。




ベットに転がって
天井を見つめた・・・・・。



冷たい目で見られても
私はドキドキしている。



自分じゃない
自分に戸惑い始めた


私だった・・・・・・・。