運命の恋~先生を抱きしめたい~

外に出て 琉仁の前に出た時

私は泣いていた。



「どした~?」
能天気に言う琉仁に爆発した。




「なんなの?何しに来たの?」



「迎えに来たじゃん?
どうして泣いてる?」


琉仁は私にいつものように
メットを渡した。




私は このいら立ちをどうしていいのか
わからなくなっていた。



今まで先生が追って来たって
叱られたって
全然平気で
かえってそれを楽しんでいたのに・・・・



琉仁が不思議がるのも
わからなくはないけれど


私は彼に蔑まされたのが
悲しかった。



メットを思いっきり琉仁に
叩きつけた。



「もうここに来ないでよ!!!」



私は走り出した。



多分 彼が見ている・・・・・。
冷めた目で・・・・・・

情けない・・・・・・・・・


せっかく会えたのに・・・・・・。