金曜日の恋人

インターホンを鳴らす。


「やあ」


なぜかエプロン姿のカエデ。



「どうぞ」

「おじゃまします…」



金曜日。

カエデのマンションを訪れる。

それが契約になっている。



ここまで来たらもう逃げられない。