「それって脅してるの?」

「聞こえは悪いけどそうとられても仕方ないかな」


カエデは開き直ってる。


「あの…一応聞くけど 恋人ってその…」


エッチするってこと?


って聞こうとした時 戸が開いた。


「カレンちゃん?」


花田さんだ。



「どうしたんですか?」

「なかなか出てこないから心配になったんだよ〜」


どうやら私たちがここに入っていくのを見ていたようだ。


「ごめんなさい心配かけて。あっちでコーヒーでも飲みましょうか?」

「そりゃいいな」


カエデを残して 花田さんとデイルームに戻った。