――――次の日






今あたしは充兄ちゃんの家の前にいます、、、



なかなかドアを開ける勇気が出せないまま約3分。


カップラーメンができちゃったよ(笑)



あたしが意を決してドアを開けようとした時・・・




『ははは・・・』



家の中からみんなの笑い声が聞こえてきた。


あたしがそっと窓から中を覗くと家族みんなで机を囲んで話している途中だった。





・・・
あたし・・・

何してるんだろ・・・




あたしは充兄ちゃんからしてみればただの近所の子で、、、

たとえ妹みたいだって言われても本当の妹ではない。



「ふふ・・・帰ろ・・・」


あたしは自分の孤独感を消すために歩き始めた。