ピーンポーン



あたしはインターホンの音で目を覚ました。



「千夏ー咲ちゃんと優奈ちゃんよ!!」


下でお母さんが呼んでる・・・


あっ!
荷物取りにきたんだ!!



あたしは少し目を腫らしながら2人の荷物を持って下にいった。




「ごめん!寝てて(笑)」


「いや、いいんだけどさ・・・千夏大丈夫?」



咲が遠慮がちに言った。



「うん!ありがとう!!大丈夫だよ☆前から叶わないってわかってたから♪」



ズキン


あたしは自分の言葉に傷ついた。


「ごめんね?こんな時間に、、あっ荷物ありがとう!あとこれ・・・」


咲が取り出したのは1通の手紙。


「充さんから・・・」


充兄ちゃんから?



「んぢゃあたしたちは帰るね!また遊ぼうね」


そういって咲と優奈は帰って行った。