「もぐもぐっ…おいひいねぇ…鈴ちゃん♪」 「…うん、そうだね」 とは言ったけれど、秀ちゃんが来てからは毎朝同じ朝食で飽きてしまっていた。 (…うん、不味くはないよ…けどねぇ) この先ずっとオムレツなのかと思うと…ちょっとショック。 秀ちゃんを説得して、別のもな食べさせようかなぁ。 「お嬢…秀。…おはようございます。」 いきなり声をかけられてビックリしてしまった。 何故ならば…陵だったから。