「いいのっ!!…遊んでくるんだからっ!!」 「だ、ダメですよっお嬢っ頭に殺されますっ!!俺たちが」 そんなことするわけないっ…陵が…許可したんだから。 「陵が良いよって言ったんだから、いいのよ」 反対してくれたら良かったのに…あつさり許可されたのがすっごく悲しいよ。 「そんな、バカなっ!!」 あり得ないっ…みたいな顔でこちらを見る組員。 「本当だよっ!!」 あたしは組員の手を振りほどき外へと飛び出した。