「またまたぁ~ 裕子さん、なに落ち込んでるんですか?」
森山の声に顔を上げた。
「この施設は僕達『男前な女の地位向上を支援する会』が汗と努力の結果勝ち取った勲章なんっすよ!
現在会員数百五十名。四十歳以下社員の約五割を占める大組織なんっす。
これから僕達が社会生活を充実して継続させていく為に、是非とも必要、と考えて提案したプロジェクトなんっす。
決して裕子さん一人の為に会社が動いた訳じゃぁないんっすよ。
これから結婚して、子育てしながら仕事を続けたいって、そう考えてる女子社員の願いが叶った形なんっす」
「そうよ、まだ始まったばかりだけど、これは会社としても大きな賭けなの。
実際、我が社では寿退社する女子社員が多くて、その引継ぎに大きなロスを抱えていた。
これからは、営業職にも女子社員が増えていくだろうし、結婚後も仕事を継続して貰うことが、会社としても大きなメリットになるのよ。
『人材は社の宝』ってね、これ社長の座右の銘」
中重さんが、森山に続けた。
森山の声に顔を上げた。
「この施設は僕達『男前な女の地位向上を支援する会』が汗と努力の結果勝ち取った勲章なんっすよ!
現在会員数百五十名。四十歳以下社員の約五割を占める大組織なんっす。
これから僕達が社会生活を充実して継続させていく為に、是非とも必要、と考えて提案したプロジェクトなんっす。
決して裕子さん一人の為に会社が動いた訳じゃぁないんっすよ。
これから結婚して、子育てしながら仕事を続けたいって、そう考えてる女子社員の願いが叶った形なんっす」
「そうよ、まだ始まったばかりだけど、これは会社としても大きな賭けなの。
実際、我が社では寿退社する女子社員が多くて、その引継ぎに大きなロスを抱えていた。
これからは、営業職にも女子社員が増えていくだろうし、結婚後も仕事を継続して貰うことが、会社としても大きなメリットになるのよ。
『人材は社の宝』ってね、これ社長の座右の銘」
中重さんが、森山に続けた。



