指から滴る雫のあとは、君の涙




「――は?別れた?」




海斗にはすべて打ち明けた。



うわ〜なんだよそのラッキーな顔。




「ああ別れた」

「胡桃今日元気ない」

「知ってる」




廊下ですれ違うときも泣きそうな目してた。




今までなら「どうした?」って聞けるのに。




今それができない、