byコウタ

今日は、アイと久しぶりのデート。
アイは、少し遅刻してきたけど楽しかった。

アイが作ってきた弁当はすごくおいしかった。

俺たちは、実家に行くことにした。

隣に立っているアイは緊張して
カチコチになっている。

「そんなに緊張しなくてイイシ。」

そう言うとアイは、少し気が楽になった
らしく、肩の力が抜けていた。

「じゃあ、行くぞ!!」

アイはうなずいた。
俺たちは家に入った。
真っ先にリビングに向かった。

すると、母さんがいた。

「あら。コウタお帰り。
 はじめましてアイちゃん。
 あたしは、コウタの母のエミです。」

アイは、ぺこりと頭を下げた。

母さん、父さん、アミ(妹)、エイタ(兄貴)
は、アイがしゃべれないことを知っている。

アイも俺に、妹のアミと、兄貴のエイタが
居るのを知っている。

だから少しは家になじめやすいと思う。