アイは、ビックリしてる。

でも俺は、正直な気持ちをアイに伝える
ことにした。

「アイ。俺は、アイのことがメッチャクチャ好き。
 もう自分の気持ち抑えることなんかできない。
 アイの気持ちを伝えて。
 どんな結果でも、俺は受け止めれる自信あるから。」

アイは、困った顔をした。
すると、口パクで何かを言ってきた。

(あたしもコウタのこと好きだよ。
 でも、あたしはまだヒロキのことを忘れる
 ことなんかできない。
 
 それでもいいの?)

俺は、うれしかった。
まさか、アイが俺のことを好きだとは思っても
みなかった。

「ヒロキのことは俺が忘れさせてやるし。
 てか、メッチャクチャうれしいんだけど!!
 これってほんとうだよな!?
 俺頑張るわ!!
 アイの声も取り戻せるように。」

アイは、口パクで言った。

(ほんとうにいいの!?
 あたしは、コウタの事利用してるんだよ!?
 ヒロキのことを忘れるために。)

「ああ、俺はいいよ。
 それでアイが、ヒロキのことを忘れられるんなら。」

そして、俺とアイは付き合うことになった。