「 一緒帰ろ~? 」

のんちゃんが机まで来て怠そうに言う。

「 うん!!帰ろ? 」

そう言って席を立って鞄を持った。
すると、のんちゃんがあたしの顔をニコニコしながら覗いた。
「 な、なに!?どーしたの?
  帰ろっ?? 」

「 いや~別に~ 」

なになにっ!?
気になる〜!!!!!!!
いつものあたしならそう言っただろうけど、

なんとなく嫌な予感がしたから深く触れることもなく
教室を後にした。