ふと、顔を上げると学校が
目に入る、

…やっと、着いたんだ――。


安堵の溜め息を漏らした途端、
『 キャーッッ!!!!! 』

『 流様ぁぁぁッ!!! 』


"流親衛隊"の皆様の
黄色い声が耳に入る、

と同時に流のスイッチが切り替わり、お決まりの営業スマイルが振りまかれる。