「 …―――ぃ、おいっ!! 聞いてんのかよ? ボケーっとしやがって 」 その声で我に戻る。 「 あ、ごめん… 聞いてなかった… 」 「 ばぁか 」 だって、耳に入る訳ないじゃん…、 そう思いつつも、決して口には出さない。 何されるか分かんないし、ね。