「 でも! でもでもでもっ!!! 」 負けじと仕掛けるあたし、 を、嘲笑う、流。 「 だから、 言えば? 」 そう言った後、 得意の営業スマイルで 顔を一気に近づける。 「 言ってもいいけど、 葵がソレ言ったら、 テストの点数と、 ―――キス…したことみんなにバラすよ? 」 耳元で囁く悪魔。