茶色がかった髪に、
大きな瞳、
白い肌、

モデル顔負けのプロポーション。

近くで見ると
改めて感じる…。

「 ふぇ? 」

その時、
あたしの唇に"なにか"が触れた。

―――もしかして、
流と…キス…してる?

いや、もしかしなくても。


離れるかと想ったら
今度は流の舌が、口内を犯す―――、

「 …っん… 」

―――抵抗をするものの
流の力に適う訳もなく

教室中に甘い声が響く――