「やっぱりバースはじっとしてられないんだね。昔からそう…」
「ダリア…」
ダリアはバースの後ろのほうを指差した。
「向こうに見える白い空間に入ると、この世界から出られるよ。行ってバース」
確かに背後には周りとは違う濃い白の壁のようなものがあった。
バースは振り返り、
「ありがとう、ダリア」
「生徒を大切にしてあげてね」
微笑むダリアにバースも笑顔を見せ、白い空間に向かって走り出した。
ありがとう、ダリア。お前は絶対に忘れない。
「ダリア…」
ダリアはバースの後ろのほうを指差した。
「向こうに見える白い空間に入ると、この世界から出られるよ。行ってバース」
確かに背後には周りとは違う濃い白の壁のようなものがあった。
バースは振り返り、
「ありがとう、ダリア」
「生徒を大切にしてあげてね」
微笑むダリアにバースも笑顔を見せ、白い空間に向かって走り出した。
ありがとう、ダリア。お前は絶対に忘れない。


