神人~伝説の神人が死んだ日~

「バースは生きてたわよ。そして貴女を追ってこの街に来てる。神獣達と一緒に」
「バースが…生きてた…」
ヘウ"ンの目に涙が浮かぶ。本当に嬉しいんだろう。ルナは銃を抜き、
「街の中心に走って行ったから、すぐ貴女を見付けた事報告するわ」
だがヘウ"ンはルナの話も聞かず、走って行ってしまった。神剣を持って。
「はぁ…」
ルナはため息をつき銃をしまう。ヘウ"ンが移動したら、合図を撃っても意味が無い。
「さてと、私は…」