「麻衣おまたせ~!!」 ちょこちょこと笑顔でやってきたのは有紗 「やっほー、これで後は優子だけだね」 私が言うと、有紗はあからさまに顔を歪ませた 「は?何いってんの? 一昨日言ったでしょう?今日優子来れなくて4人だって」 4人…? 優子を抜いた4人? 一体誰? 「ほら、きたきた。」 有紗の声のトーンが急に上がり、その指差すほうに目を向けると ……げっ 有り得ない光景が目に映った