思ってることを一方的にぶつけて、私は席をたった この人とは…さよなら 私がどんなにみじめで無意味なことを今までしてきたのか気付かせてくれた 夢の中の王子様… さようなら 「待って!」 悠真くんの私を呼び止める声に体がピタリと止まった 「なん、ですか…?」 「それじゃあ一生恋できないよ?麻衣ちゃん」 あぁ、そうかもね 私は一生恋できないのかもしれないね