「……分かんねぇの?毎日シてた意味」
「え?」
意味…って……。
「…したいから、ですよね?」
「それから?」
「それから、って……」
意味がよく分からず黙り込むと、
大げさなぐらい大きなため息をつかれた。
「…お前鈍すぎ」
そう言って、
あたしの鎖骨辺りにスっと手を伸ばした。
ビクッとするあたしにかまわず
確かめるように触れたまま。
「なんでこんな跡つけたと思ってんだ。
自覚しろよ」
キスマーク…のことだとは分かったけど、
今の状況に激しく困惑するあたし。
その瞬間、
あたしの頬に先輩の唇が触れた。
触れるか触れないかぐらいのそれに
唇を離したばかりの先輩に顔を向ける。
「好きだ」
ドキンッ
不意打ちでストレートな言葉を言われ
固まってしまう。
その間に、今度は唇が重なった。



