「…好き、です」 胸がトクンと反応する。 恥ずかしがる様子もなく、俺の目を見て想いを口にする未央をなぜだか逞しいと思ってしまった。 俺の腕の中にすっぽりおさまる小さな彼女が、すごく大きく見える。 やっぱり俺には未央が必要なんだ。 絶対手離したくない。 「あの…創吾先輩」 「ん」 「来年は…来年こそは、美味しいチョコ作りますね」 「…来年の今日まで一緒にいてくれるってことか?」 「そ…そういう、ことに、なります、ね」 「そういうことになるな。…嫌か?」 「…………嫌じゃ、ないです」