先輩の彼女



「ずっとそんなこと思ってたから、例えば、告白して振られて終わり。なんて、そんな自信なんかなかった」



先輩も、同じ

叶わないことを、それをわかっているのに、諦められないままいるんだ



「そんだけ簡単に終われたら…良かったんだけど」



でも、あたしよりずっと悲しくて、辛い恋をしてたんだね


窓に背を向けて、もたれかかるような体制になった先輩は小さくため息をついた



「明後日、結婚式」

「…」

「いつかは、けじめって言うか、そういうのつける時がくるとは思ってた」



先輩はその後に「…だから、」と一言付け加えた