先輩の彼女



「先輩?」

「…ん」



数日後

あたしは変わらず昼休みに屋上に来てた


眠そうな先輩に話しかける

…目瞑ってるのもカッコいい



「先輩、甘いモノ好きですか?」

「…嫌いじゃない」

「今日駅前のカフェに一緒に行って欲しいんですけど…ダメですか?」



思い切って先輩を誘ってみた

もっと一緒にいたいから


実は、眠そうな時に先輩に話しかけたのは作戦

眠気でぼんやりしてる時なら、軽くOKしてくれるかもって思って


…だけど、あたしの予想は外れた