「ふふっ」 「何だよ」 「べーつにっ♪」 だってね、今だって何も言わずに車道側を歩いてくれてるし、歩幅を合わせてくれてるの。 不器用なのに、優しいんだよ。 あたしはね、その不器用な優しさに惚れたの。 これからもよろしくね。