その後エンマ大王は俺の見た夢について話をした。

それは俺の持つ力であり、その力を使って「死」を迎ようとしている人間にそのことを伝える仕事をしてもらう、とのことだった。

おびえた俺がこの頼みにソッコーで首を縦に振ったのは言うまでもない。

詳しいことは明日話す、といってエンマ大王は消えた。