急いで鏡を取り出し良太くんが触った場所を確認する。



見ると額は真っ赤に腫れていた。



「あっ・・・さっきよりも腫れが酷くなってる。保険室で手当しよ?」



「だ、大丈夫・・・あっ!あの、ゆりかが玄関で待ってるから・・・」



すると良太くんが携帯を取り出してどこかにかけ始めた。



「あっ、俺だけど、今玄関にいるよな?・・・ゴメン、先帰っていいよ。」



?・・・



「だから、ゴメンって。明日なんかおごるから!それと、そこに瀬戸いない?」



ゆりか?・・・



「瀬戸に聖夜ちゃん怪我しちゃったから先帰って言って」



数秒すると・・・



『鈴木ぃーー!』



ゆりか声でかっ・・・