子ねこと小あくま


先生はボクの隣の席を見て言った。


へ〜、早川って言うんだ。


『ガラッ』


『遅れてすみません』


突然ドアが開いた。


入ってきたのはかわいい男の子だった。


茶色の髪がふわっとしている。


あの子が早川くんかな?


ボクが予想した通り、彼が早川くんだった。


早川くんはボクの隣の席に座ると…


『これからよろしく』


と、とてもかわいい笑顔で言ってきた。


「よろしくね」