隣の席に座っていた早川くんが、かわいい笑顔で言ってきた。 「あ、うん。また明日」 早川くんは教室から出て行った。 『え、誰?あのかわいい子』 「早川武くんだよ。未来の幼なじみなんだって」 『へ〜』 『由紀〜!』 「え?」 前を見ると未来が走ってきた。 「どうしたの?」 『武には絶対近づいたらダメですよ!?』 未来は必死に言ってきた。