ペンダント




しばらくしたら
菅が言っていた赤い屋根のいえを見つけた


ドアを叩いた
中からはおじさんがでてきた

血まみれの信の姿をみて一瞬驚いたが
何かを悟ったような顔をした


ペンダントを見せ

「助けてください!!」

「ああ…いいよ」

おじさんは悲しそうにそうつぶやいた

すぐに手当をしてもらった


「そのペンダントの持ち主はどうした?」

おじさんが聞いてきた

「…やることが済んだら来るそうです…
それまでここにおいてもらえって…」

「そうか…。分かったよ…」

おじさんは悲しそうに笑った

「ここが家だと思って、ゆったりとしていいよ」


「…ありがとうございます」



菅や他の職員が来ることはなかった



そして大きくなり、
再び信が町へ行ったとき
そこに施設は建ってなく、変わりにホテルが建っていた



-終-