蝶と龍


あの後は陽那斗が夜李の手当てをすると言って聞かず、嫌がる夜李を陽那斗が引っ張っていった


俺は麗と二人でアゲハの散歩がてら外でタバコを吸っている

『襲ってきたやつら…族でもなんでもなかった。でも吐かせたら全国NO.1レディース黒蝶の総長の名前が出てきた…どう思う?』

レディース?

総長に指示されたんだろ…でもなんでだ?


『奴等は俺達を狙うふりして陽那ちゃんを狙ってた…間違いない』
麗はいつもの顔ではなく龍神の策師の顔してる

「陽那斗がレディースに狙われる理由が分からねぇ」

『俺もだ…なるべく早く情報を掴む…でも奈央!!!!しばらく注意したほうがいい!』

「あぁ」

さっ戻ろっかといつもの麗に言われ倉庫に戻ることにした